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「何が欲しいですか?」だけでは足りない — ニーズの掘り方
2026年7月3日

スタートアップ界隈では「Customer Discovery(カスタマーディスカバリー)」という言葉がよく語られます。ユーザーが本当に困っていることを、仮説を立てて検証しながら見つけていく——理想的なプロセスです。
しかし現場では、最初のヒアリングで「こういう機能が欲しい」と具体的な要望が出てくることが多いです。それをそのまま仕様書に落とし込むと、作ったはいいものの使われない——という結末になりがちです。要望と課題は、必ずしも一致しません。
sorena が大切にしているのは、要望の「一つ手前」を一緒に掘ることです。「なぜそれが必要なのか」「今はどうやって対処しているか」「その作業で最もストレスを感じる瞬間はいつか」。こうした問いを丁寧に重ねると、最初の要望とは違う、より本質的な課題が見えてくることがあります。
もう一つの手法は、言葉ではなく行動を観察することです。実際の業務フローを一緒に見る、Excel のファイル構成を確認する、紙の帳票がどう回っているかを追う——現場の「当たり前」にこそ、本当の課題が隠れていることが多いのです。
良いプロダクトは、ユーザーが言った通りに作ったものではなく、ユーザー自身も気づいていなかった課題を解いたものです。それを見つけるには、技術力だけでなく、聴く力と観察する力が必要です。sorena の伴走支援は、まさにそこから始まります。
